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燕のパネル vol.2

 「ツバメが、低い位置を飛んでいると、雨になる。」湿度が高くなるとツバメの餌である昆虫の羽根が重くなって高く飛べなくなり、それを餌とするツバメも低空を飛ぶことになるから。昔から人の生活空間と密着し、害虫駆除などを担う益獣の一つです。蜘蛛、蛇、蝙蝠などもそうですね、気の毒なことに、ツバメと違い一般的に嫌われていますが。

 切って、削って、微調整をしながら図面に貼っていきます。
目玉は、小さくて無くなると困るので、表側を白く塗っておきます。

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 カッパーテープを全てのピースの外周に綺麗に巻きます。複雑な形でも破かず、確実に密着させ、美しく巻きます。
当たり前ですが、曲線がカクカクしたり、裂けたり、破けたり、テープ裏側の糊がはみ出したり、巻き始め巻き終わりがズレていたら話しになりません。

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 ステンドグラス工房 スタジオブリス



Swallow's Design

 「タトゥーで使われるスワロー(燕)のデザインをモチーフに。」とのオーダーです。

 

 ツバメのタトゥーデサインは、アメリカントラディショナルスタイルの一つで、古くから人気のあるデザインです。マリーンが航海の成功と誇りを込めて5千マイルごとに彫っていたそうです。また、ツバメは毎年、冬には暖かい土地へ渡り、春には同じ土地へ戻ってくると言う習性から、安全に家に戻って来る事が出来ると言う願いを込めて、ツバメのタトゥーを入れていたと言う説もあります。
 世界各国、日本でも良い意味を持ち、自由、誇り、希望、幸運、信頼、商売繁盛、そして家族愛の象徴として信じられています。

 お客様のイメージや希望、予算などを聞き、デザインを描きます。
建具に入れるとのことで、サイズは、400mm X 400mm、カッパーテープとケイム技法を組み合わせます。

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 ガラスの色、質感など決め、パーツを取る場所を考えながら、グラスカッターでパシパシ切っていきます。

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 ステンドグラス工房 スタジオブリス

ひまわりの窓 vol.8 (Completed)

 いつの間にか「文月」。
近年、梅雨時期の雨の降り方が変化しています。以前は、シトシト、シトシト優しく何日も降り続き、梅雨の終わりを雷で知らせ、「はい、今日から夏です。」と言わんばかりに、カァッと晴れて、湿気も飛び、気持ちの良い夏が始まりました。
 先のことを考え、常に身近な自然環境、また、地球の状態を意識して、自身の生活、生活環境をコントロールすべきでしょう。他に引っ越せる惑星などないのだから。

 「ひまわりの窓」は、完成しました。
「ステンドグラスってどうやって入れるの?」とよく聞かれます。基本的には、Fix(明り取りのはめ殺しの窓)に内側からステンドグラスパネルを押さえ縁で止めます。一番手軽で、且つ、風雨に晒されないので、燃えない限り半永久的にもちます。
その場所、その窓の状態でいろいろ方法を考え、入れることが出来ますので、どうぞご相談ください。

 ステンドグラスを入れるつもりではなかったそうで、クリアなガラスではないFix窓です。もちろんクリアの方が良いですが、大した問題ではありません。

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 パネルを押さえ縁でとめます。今回は、木にしました。雰囲気でアルミ、木、色等を選びます。

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 ステンドグラスは、家のなかに差し込む明かり、壁に映される色、空間をアーティスティックにします。それだけではなく、夜、家の明かりに照らされ、外側から見ても美しく、家の外観、雰囲気、グレードをあげます。自分たちだけではなく、その地域もアーティスティックにし、貢献できます。

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 ステンドグラス工房 スタジオブリス




ひまわりの窓 vol.6

 皐月。田んぼに水がはられ、蛙が喜々として鳴いています。彼らにとってはLove song。昨今、近所でも分譲、アパートメント、大型店の出店等が進み、田んぼ、畑がどんどん埋め立てられ無くなっています。温暖化、生態系の変化、豪雨時の浸水、自給自足率の低下等、心配な事が増えます。農家が作物を作り続ける事よりも、その土地を手放さざる負えなくするような税システムが悪いのか・・。 
 冬眠の間、埋め立てられてしまった蛙や、生き物が気の毒に思えます。知らない間に生き埋めにされ、暖かくなって出ようと思ったら、コンクリートかアスファルトで蓋をされてしまうわけですから。

 大きさに関わらず、全てのガラスピースにカッパーテープを巻きます。ハンダは、カッパーテープの上にしか載らないので、破けたり、カクカクしないように丁寧に美しく巻かなければなりません。カッパーテープは、銅箔なので、延ばしながら添わせ、どんな形でも破かずに巻きます。

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 いよいよハンダ作業です。まず仮止めをします。最少箇所を最少量のハンダで仮止めします。しっかりと平らに添わせることが大切です。各ピース、厚みが違うので、表面(家の中側)は、でこぼこ、裏面(外側)は、平らになります。

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 表側をハンダします。まだ盛り上げず、ガラスピース間の隙間を全て埋める程度。
裏返して、裏側から空気抜きをします。表側のハンダと裏側のハンダの間に空気の層や空気が残っていないようにし、しっかり繋がるようにします。空気の層が残っているとハンダを美しく仕上げる事もできませんし、強度的にもよくありません。画像のように穴が空いたり、ハンダの表面が荒れたりしてしまい、美しく仕上がりません。

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 完全に空気抜きをしてから、まず裏側を仕上げます。美しく仕上げておくほど、表側の仕上げの時に、より楽に、より美しく仕上げる事が出来ます。穴などないように、シワや、荒れた箇所を残さないように、交差点に溜まりすぎないようできるだけ一定の盛り上がりになるように仕上げます。

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 裏側が仕上がったら、ひっくり返して、表側を仕上げます。
ハンダ作業は、ゆっくり丁寧にやりすぎると、ハンダが遊離してきたり、熱でカッパーテープが剥がれたり、破けたり、ガラスピースが割れたりするので、手早く、確実に丁寧に仕上げなければいけません。


  ステンドグラス工房 スタジオブリス

ひまわりの窓 vol.5

 ガラスカット、微調整が終わりました。
 
 

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 裏側から明かりを入れ、全体の感じを確認したら、全てのピースにカッパーテープを巻きます。
ハンダは、テープの上に乗るので、カクカクしたり、破けたりしないようにし、ガラスの厚み、強度、線の太細等を考えながら、それぞれあったテープの太さを選んで巻きます。

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